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スペイン(バルセロナ)旅行⑥サグラダ・ファミリア

前回の続き

1日目スタートは⇒コチラ

軽食を食べたので、

いよいよサグラダ・ファミリアに。

 

 

サグラダ・ファミリア

サン・パウ病院でも迫力に驚いたけど、

サグラダ・ファミリアは別格でした。

 

えっ!?こんなにデカイの!?

っと圧倒されたのですが、

冷静になって考えると1882年から作ってるんだから

そりゃデカいですよねw

正面から撮るとこんな感じ。

2026年に完成予定です。

 

 

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そもそもサグラダ・ファミリアとは?

 

1882年に着工し、

翌年ガウディ(31歳)が主任建築家に就任。

無償』で設計を請け負っている。

 

ガウディの構想によりイエス・キリストの

「生誕」「栄光」「受難」を描く3つのファサードを建設。

※ファサードとは建築物の正面部分(デザイン)

さらに各ファサードに4本づつの鐘桜など

合計18本の尖塔を建てる計画。

以前8本しか完成しておらず残りは建設中。

 

なぜこれほど時間がかかるのかと言うと、

まず資金面

当初、寄附のみで賄われており、

資金難で工事が止まる事も。

現在は入場料でも賄われている。

 

設計図

最初は設計図無しで、

ガウディがイメージをスケッチしたもので工事していたそう。

そしてスペイン内戦で資料も大部分が消失。

ガウディが亡くなってからは

ガウディの思想や残された資料から

こうであっただろうと想像で設計され工事が行われている。

 

完成まで300年かかる(2182年完成)とされていたが、

近年急激に完成予定が短くなった。

その理由は3Dで完成予想を作る事が出来、

工事道具などの技術に進展によるものです。

 

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サグラダ・ファミリアの前で写真を撮ったりしてるうちに

私が予約してる時間(16:15~16:30)が近づいてきたので

ちょっと早めにゲートに向かう。

 

15分単位で入場予約しており、

予約時間過ぎると入場出来ないそう。

 

遅刻とか怖すぎる。

 

人はたくさんいるが、

平日だったこともありわりとスムーズに入場。

もちろん持ち物チェックなどはあります。

入ってすぐ右側にガイドレコーダーがあるので借りる。

 

↓マークがあるので分かりやすいです。

 

 

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チケット予約は

サグラダ・ファミリア公式HP

 

私は32€(約3800円)で

オーディオガイド付き(日本語あり)&

生誕のファサード(Torre del Naixement)に登れる

のチケットをネット購入していました。

 

予約したバウチャー(予約証明書)を

プリントアウトして持って行きましょう。

ちなみに公式サイト予約をしないと

日本語予約など出来ますが、ちょっと高いです。

 

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オーディオガイドを聞きながら、

塔を眺める。

芸が細かい。

葉っぱの間に爬虫類がいたりしてます。

 

彫刻一つ一つに意味があります。

カメレオンは変化するものの象徴。

 

トカゲの意味は・・・ハハッ

きっと生命とかそんなんでしょう

 

真ん中の写真の右下側の彫刻はイエスの生誕です。

母マリアと父ヨセフ(実父ではない)に見守られています。

 

 

さて中に入って行きましょう。

 

ふわぁ~

なにこれシュンゴイ

 

オーディオガイドの説明を聞きながら歩きます。

実はずっと寝違えで首を痛めており

ずっと上の方を見るのでめちゃくちゃ辛い。

 

6つくらいオーディオガイドを聞き終わった時、

嫁に

「生誕のファサードの入場時間何時だっけ?」と

 

 

かんっぜんに忘れてた。。。

 

慌てて鞄を開き時間確認。

うぉっ!?

17時スタートで現在17時08分。

私の背中にツーッと汗が・・・

どこ!?

どこ行けばいいの!!?

 

とりあえず

まだ見学してない方に小走りで向かう。

 

あっエレベーターあるし、

チケットチェックするお姉さんいるやん!

間に合った~。

 

ほいチケット。

「NO。ここ受難のファサード。

 生誕のファサードアッチアッチ」

みたいな事を英語とジェスチャーで伝えられる。

 

ぬぉお

 

やべぇ

小走りで指差された方に向かう。

入口に戻ってしまう。。。

どこよ!!?

あっあっちか!?

 

入口から右手の方には行ってなかった。

あ~!あった~!!

 

慌ててチケットを渡して

オッケーを貰う。

 

あっぶねぇ

たぶん制限時間ピッタリだ。

現在17時15分。

ちょっと汗ばんでしまったが仕方なし。

 

荷物をロッカーに預け

エレベーターに入る。

エレベーターで上に登って

反対に歩いて行って塔を降りていくのね。

 

エレベーターガールが何か喋ってて

周りの観光客がハッハッハッみたいに笑ってる。

 

さっぱり分からん。

ポケトークは1対多の会話やマイク放送などには

基本的には使いにくい。

上に上がると街を見下ろせたり、

建設中の現場が見えます。

後は、たまに景色を見ながらひたすら階段降りるだけ。。

えーそれだけ?

って思ったよね。

 

まあ東京タワーとか登るだけでも

結構な金取られるからそんなもんなのかな。

とはいえちょっと不完全燃焼。

 

ここを出ると、

また荷物を取りに戻って

オーディオガイドの続きを聞きながら

見学に戻ります。

 

いい感じで日が落ちて来たので、

さきほどのステンドグラスの雰囲気が変わってきました。

ふわぁ

写真撮るのが下手くそですが、

(重たいので一眼レフカメラは家に置いてきた)

直接見るとかなり綺麗です。

 

そして↓地下聖堂。

実はサグラダファミリアは世界遺産なのですが

「生誕のファサード」と「地下聖堂」だけが

世界遺産に登録されてるそうです。

 

建設途中の物は世界遺産として認められないんですね。

 

ちなみにガウディのお墓がこの地下聖堂にあります。

 

世界聖堂で敬虔なマダムが一人で

床に膝を付き熱心にお祈りされてましたが、

入り方は分かりません。

 

観光客は入れないと思われます

シランケド

 

そして南西側の受難のファザードに向かいます。

これが全てではありませんが、

こんな感じでそれぞれ

イエスの最後のストーリーが表現されています。

 

イエスの一生について

勉強してから来ればよかったとちょっと後悔。

 

ちなみに

旅行から帰ってからキリストの映画を見ました。

アマプラ超便利ですね。

まあ正直、

映画としては「?」

を付けざるを得ない内容でしたが、

そもそも宗教の成り立ちって

パンピーには理解できないような出来事が

起きてるので映像に起すとこんな感じかなとも。

 

とはいえ、

何も知らないで観光するよりは

はるかに楽しめると思うので

映画を見てからスペイン・フランス観光

する事をおススメします。

 

 

 

閑話休題

 

受難のファサードは生誕のファサードに比べ

彫刻がかなりカクカクしてます。

レゴブロックみたい。

 

ハッキリ言って手抜きに見える

(怒られそう)

 

結局2時間45分もサグラダファミリア内に居ました。

(サグラダファミリア内には食事する所はありません。

トイレはあります。)

 

外に出て

ネットで美味しいと書いてあった

Tuscania」で食事

 

 

Tuscania(bar・Restaurant)

道路を走る車がちょっと鬱陶しいですが

サグラダファミリアを眺めながらの食事は中々に善きです。

ちなみにテーブルの上にカメラ置いてたら

盗まれるぞ!

と店員さんに注意されました。

 

サングリア6€

ビール5.5€

シーフードパエリア14.9€(約1800円)

イカスミパエリア15.9€(約1900円)

海老のレモンソース 8.5€

(↑忘れられてて最後まで出て来なかった。

料金は取られてません。)

お腹いっぱいだったのでむしろ助かった。

サービス料0.8€×2

トータル43.9€(約5270円)

バケットは無料で勝手に出てきます。

 

そうそう。

スペインもフランスもお手拭きは出てきません。

ウェットティッシュはかなり重宝します。

 

パエリアうめぇ

うめぇですよ!!

味は濃厚。

レモン絞ったらまたうめぇです!

 

昨日のフラメンコのお店で食べた

「食べ放題のパエリア」

とは雲泥の差ですよ。

でも翌日、

このお店よりもっと美味しいパエリアと出会う事に♪

 

海老のレモンソース来ないなぁと待ってたら

お会計持ってきたので

海老の値段入ってないか確認してお会計。

 

オーダー漏れはあったものの

店員さんの愛想も良く中々に満足です。

 

食事してる間に日が落ちました。

なので、

夜のサグラダを外から見学。

雰囲気よし。

 

さて、闘牛場を

外からチラ見して帰るぞ!

 

サグラダファミリアから750mなので歩いて行きます。

 

 

モヌメンタル闘牛場(チラ見)

思ったより可愛らしい。

 

スペインの公式闘牛シーズンは

毎年バレンシアの火祭り(3月半ば)に開幕し、

基本的に毎週日曜日に開催されます。

有名な闘牛士が出場するのは7月、

または9月24日のメルセド祭前後。

シーズン終了は10月のサラゴサのピラール祭りまで。

 

今回は平日に来てるので闘牛はお預け。

残念ながら外を見ただけで帰宅。

闘牛場からホテルまで3km。

 

ん~足ボロボロだけど、

せっかく観光来てるので歩いて帰る。

綺麗な建物があったり、

(調べた所、多分商業ビル)

観光情報に載ってない様な市場

を見付けたりしました。

その市場は翌日行くことに。

 

やっぱり交通機関を使うより歩くことで

色んなものが目に入って楽しいですね♪

 

ただただ足の痛みを無視するだけ。

足を引きずりながらホテルに到着。

22時前くらい。

 

明日はグエル邸やカサ・ミラなどの

ガウディ建築をめぐって行きます!

続きは⇒コチラ

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